プログラマーがブラック企業から逃げた方法【実体験】

まず、記事をみてくださりありがとうございます!
僕は23歳の時、パワハラによって会社を飛んだ経験があります。
何があったか?どうやって会社を辞めたか?その後どんな結果になったか?などを細かく話していこうと思います!
少しでも今の会社に不満がある人の力になれましたら幸いです。
ブラック企業にいるとどうなるのか?
かなしくなります。ひたすらに悲しい。人として生きている感じがしない。
土日に遊ぶ気がおこらず、体を休めるためだけに使う。甘いと言われるかもしれないけど、1日も体が休まらない深い憂鬱感がある。
なぜプログラマーがブラック企業に巻き込まれるのか?
僕が考えるプログラマーがブラック企業に巻き込まれてしまう原因は以下の二つです。
多重下受け構造
まずは多重下請け構造が原因の一つかと思います。
多重下請け構造とは、クライアントから元請け企業に委託された業務が、2次請け企業、3次請け、4次請けのように何層にもわたって再委託されている構造を指します。
下の会社になればなるほど、案件の単価が安くなるので、業務の量をこなさないと売り上げに繋がらないことがあり、残業が増えるなどの問題が発生します。
案件ガチャ
よく耳にする言葉ですよね(笑)
自分が担当する案件のお客さんや上司、業務内容がハズレてしまうことも原因の一つだと思います。
僕はまさしくこれで、上司に詰められて昼ごはんが吐き気で食べれない毎日を送っていました。
プログラマーがブラック企業から逃げるための方法
自分の状況を客観的に見る
まずは自分を客観的に見ること。
とはいえ、辛い状況の時はそんな余裕はないかと思います。
そこで、客観的に自分を見る方法として、親や友達に相談しました。
しかし全員プログラマーではなかった事もあってか共感してもらえないことが多く返って不安が増してしまいました。
エージェントの活用
そんな時に僕は転職エージェントとフリーランスエージェントを用いました。
これがすごく良かった!エージェントの無料相談を心理カウンセリングみたいに使っていました(笑)
特にレバテックキャリア、レバテックフリーランスにはとてもお世話になりました。
IT特化のエージェントさんなのでプログラマーに詳しい方が多くて心が救われました。
結局レバテック以外のエージェントさんから紹介いただいた案件に参画することになりましたが、すごく助けていただいたエージェントさんです。
自信を持つこと
今の会社でどれだけ否定されていても、実は市場価値が高く、他の会社からは求められているということは全然あり得ます。ですので、自信を持ってくださいね。
実際に辞めた方法とアドバイス
本来は転職活動して会社が決まった後に、就業規則に従い2ヶ月遅くても1ヶ月前までに直属の上司に相談…みたいな流れが一般的ですが、僕は飛びました!
会社を辞めた日
辞めた日は、会社でいつものように上司に詰められて、昼ごはんが喉を通りませんでした。
帰り際、先輩に「どうすればいいですかね」と、現在の上司との関係について相談したところ、
「知らないよ」
と言われました。
その言葉を聞いた瞬間、
「明日から会社に行かないでおこう」
と思いました。
帰ってすぐに、退職の意思を伝えるメールを総務に送りました。
(※ 上司からの連絡は絶対にやめてください という文言を添えて)
退職届や借りていた物は、すべて郵便で送りました。
その後は、総務とメールでやりとりを続け、二週間後には会社を辞めることができました。
一人退職代行 みたいな感じでしたね(笑)
今考えると本当に上司以外の人には申し訳なかった。(上司はざまあー!)
次の就職先は?
ちなみに、次の就職先は全く決まっていませんでした。
それでも「どうにかなる」と思っていました。
理由は以下の2つです。
1. 23歳・エンジニア2年目は、市場価値が高いと事前に無料相談などで聞いていたこと。
2. 失業保険について徹底的に調べていたので、最悪の場合は使わせてもらおうと考えていたこと。
職場から逃げたい人へのアドバイス
以上の経験から職場から逃げたい人は、自分の市場価値を知る、失業保険について調べるの二つをやるといいと思います!
就業規則は法律ではないので、自分の気持ちを優先して大丈夫です。
ただ、「なんか飽きたから」みたいに理由が不誠実な場合は、就業規則に従って退職しましょう。
退職後のステップ — 新しい環境で心を癒す方法
精神的なリセットが必要
まず、リセットが必要。
僕は辞めてから実家に帰ってたくさん話をしました。すごく癒されました。
辞めるのが難しい人は、医師に診断書を書いてもらった後に傷病手当を受け取りながら休職をするなどの手もありますので、自分を一番気遣ってあげてください。
新しい職場を選ぶ基準
面接の質問内容と雰囲気で選ぶべきだと思います。
中でも、システムを使ってくれるお客さんを第一に考えている企業はすごくいいと思います。ブラック企業の面接はお客さんの話はほとんどなかった記憶があります。
あとは目の下のクマがすごかった(笑)。表情とか雰囲気も自分の直感を信じてもいいかもしれないです。結局、入ってみないとわからないところもあるので、踏み出してみましょう。
ブラック企業から逃げた後に気をつけたいこと
継続的なスキルアップ
自分は自分で守る!
市場価値が上がれば選ぶ側になれるのがプログラマーのいいところ。
ジョブホップすることはこれから普通になっていくと思います。
自分を高め、しっかりと会社に還元した上で転職という流れを作っていけると良い。
健康第一で働くために心掛けるべきこと
自分を第一に考えてください!
人の為に動くことはすごくいいことですが、自分が満たされた後にしましょう。
自分を犠牲にするのがかっこいいみたいな日本の文化がありますが、カッコよくないです。
自分の幸せあっての周りの幸せです!
まとめ — ブラック企業から逃げた先に待っている未来
僕は今フリーランスプログラマーですがとても幸せです。
プログラマーは比較的転職しやすい業種だと思います。
自分の今いる環境を世界のすべてだと思わずに一歩踏み出してみましょう。
日々知識を高めていく事で、皆さんに良い未来が訪れることを願っています!
未経験からフリーランスエンジニアを目指すためのステップを、以下の記事で詳しく解説しています。
