元野球少年がK-POP練習生に!オーディション合格の秘訣と実践方法

実は韓国でアイドルの練習生をしていた経験があります。
その経験をもとに、オーディション合格のために実際に行ったことをお伝えします。
甘い世界ではないですが、本気で目指す人のために、オーディション合格のためにやったことを記事として残したいと思っています!これからの努力に少しでも役立つ情報を提供できたら嬉しいです。
\海外旅行が快適になる神アイテム7選!/

準備
まずは準備しましょう!
とはいえ、最初は何も分からないと思うので、まずはネットやYouTubeで情報を集めることから始めましょう。
他の人がどのような方法で事務所に合格したのかを調べるのも大切です。ただし、スカウトのような再現性の低い方法ではなく、具体的な手順を立てることが重要です。しっかり計画を立てて準備を進めましょう!
韓国語を勉強
韓国語の習得は必須です。
まずは、日本語でいう「あいうえお」を覚えましょう。その後、語学教室に通うのがおすすめです。
僕は「KVillage」に通って学びました。韓国語をしっかり学ぶことで、練習生生活がスムーズに進みますよ!
ダンス教室に入る
ダンスの習得も欠かせません。
僕は小中高と10年間野球をしていたため、18歳の時点で韓国語・ダンス・歌の経験が全くありませんでした。
言葉が分からなくても伝わるダンスを頑張ることが良いと考え、日本では「Avex Artist Academy」、韓国では「Dream Vocal」や「Joy Dance Academy」に通いました。
仲間を見つける
本気で努力していると、同じ志を持つ仲間が自然と見つかります。
僕の場合、それは日本と韓国のダンス教室で出会った仲間たちでした。
大切なのは、相手も本気であることです。お互いに高め合える関係を築きましょう。一緒に成長できる仲間がいれば、より良い結果が待っています。
オーディションを受ける
僕は日本の「Avex Artist Academy」で非公開オーディションを3回受け、
韓国の「Dream Vocal」や「Joy Dance Academy」では30回以上の非公開オーディションを受けました。
そのうち1社に合格しました。
有名公開オーディションでは最終審査まで残りましたが、惜しくも脱落しました。
とにかくたくさん挑戦しましょう。
対策
経験者や指導者のアドバイスは重要。僕は、K-POP練習生の友人3人とかつて練習生だったダンスの先生に出会いアドバイスを素直に受け入れました。自分のやり方に固執せず、学ぶ姿勢を大切にすることが重要だと思います。
特に「洋楽の曲を準備するとよい」と、皆が口を揃えて教えてくれました。そこで、自分は以下のように楽曲を用意しました。
歌:K-POP 2曲、英語(洋楽)1曲
ダンス:K-POP 2曲、洋楽 1曲
この構成であれば、3次審査まで対応できることが多いでしょう。
ただ、大手事務所や大型のサバイバル番組では3次審査以上があることもあります。また、僕は中小事務所のオーディションを受けたため、2次審査まででしたが「ほかのダンスも見せてほしい」と言われ、最終的にはダンス3曲・歌2曲を披露して合格しました。
多いに越したことはないですがクオリティーが最も重要なのである程度絞るようにしましょう。
コツ
コツは表現力を見せることです。
表現力を見せるとは、自分が最も魅力的に見える仕草や角度を理解し、それを自然に出せることです。
実際、事務所の室長からは「君が受かった理由は表現力がすごかったからだ」と言われました。自分が一番カッコよく見える仕草や顔の角度をしっかりと理解し、それをダンス中や歌の時に自然に出せる状態を目指してください。
恥ずかしいと感じるかもしれませんが、鏡を見ながらダンスや歌と合わせて表情も何百回と練習することが大切です。表現力は練習によって必ず磨かれます!
現実を受け入れて対策する
年齢
24歳までに練習生にならないとデビューが難しくなると思います。
しかし、今が一番若いということを忘れず、後悔しないためにも行動することが重要です。
外見至上主義
韓国は外見至上主義の文化が根強く、特にK-POPアイドルを目指すなら体型管理は必須です。太っている場合はダイエットしてください。 もしすでに痩せているなら、そのままで問題ありません。
最近「NoNoGirls」を見て、ちゃんみなさんが「体型は関係ない、あなたを見せて」と言っていました。チカさんのパフォーマンスも本当に素晴らしかったです。ですが、あなたが目指しているのはK-POPアイドルです。ダイエットは必要です。
僕自身、74kgから64kgまで減量しました。 夜に頭が痛くなったときは砂糖を舐め、雨の日でも走り続けました。とにかく、ダイエットしてください。
ちなみに、練習生時代は毎日昼ごはんの時間に全員が体重測定をし、記録をつけられていました。 それほど体型管理は徹底されています。
経済的な問題
中国出身の知り合いの中には、親のお金でタワーマンションに住んでいる人もいました。
一方で、みんなで遊んだ際に買ったチキン代が払えない友達もいました。 経済状況の違いは大きいです。
また、練習にかかる費用は事務所からの借入れという形になるため、中小規模の事務所では自己都合で退所すると、練習にかかった費用として100万円以上を請求される場合もあります。
さらに、事務所の計画変更や評価の結果によっては、突然クビになることもあります。
親の説得
韓国で練習生を目指すには、親の協力なしでは非常に難しいのが現実です。僕もお父さん・お母さんに何度も怒鳴られながら、なんとか説得しました。本当にありがとう。
もし自分に子どもができて、同じことを言われたら…。たとえ怒鳴ってしまったとしても、最終的には応援できる親になりたいと心から思っています。
アルバイト
僕は高校を卒業して、1年間日本でアルバイトをして渡航資金を貯めました。韓国に行った後も仕事を探しアルバイトをしていましたが、親からの仕送りを受けていました。それでも本当にギリギリでした。
韓国での練習生生活では、基本的な生活費・美容院代・衣服代などは自己負担となることが多いため、経済的な計画をしっかり立てることが大切です。
まとめ
今回は、あえて具体的に書きました。抽象的な話ではなく、自分の経験をもとに伝えたかったからです。
ただ、この記事が原因で誰かが不幸になるのは本当に嫌です。だからこそ、しっかり自分で考え、納得のいく決断をしてください。
僕自身、K-POPでのデビューを目指して本当に良かったと、最近は心から思えるようになりました。
若い子たち、頑張って!